犬猫たちの日頃のお手入れ、皆さんどうしていますか?
まさか、何もしていないなんてことないですよね?毛の手入れが必要な犬種は月一くらいでトリミングに行っていると思うのでおそらくはそこでやってもらってるのでいいですがそうでない場合(毛の手入れが最小限でいい、猫など)はそのためだけのためにトリマーさんに行ったり病院でやってもらったりするはずです
ただ時たまにやり方とか知らなくて驚かれる人結構います
なので今回はそんな犬猫の必須お手入れの中の一つ爪切りについて書こうと思います
犬猫の爪切りとは?
爪切りとは文字どうり爪を切ることです
人の爪切りは爪の先の白くなってるところを必要に応じて短く切ることです 白いところ以上に短く切ると深づめになり痛みを感じます
犬も猫もそれは同じで深づめすると痛いです
じゃあ、どこまで切ったらいいのか
犬も猫も爪の中に血管が走ってます 切っていいのはその手前までです
爪が白い子はわかりやすいのですが爪の中をみると中に爪と同じ形をしたピンク色が見えます それが血管です
血管のわかりやすさは爪の色によって違います 見やすい順に白い爪→茶色い爪→黒い爪になります
黒い爪は本当に血管がわからないので注意が必要です 切る目安としては肉球を押して爪を出した時肉球と爪が平行になるくらいがちょうどいいとされています
ただ血管が伸びている可能性もあるので切るときは一気に切るのではなくて少しずつ切り、断面がつやつやして来たらそこでやめておきましょう
猫の爪はほとんどが透明か少し濁ってるかなって感じなので色はわかると思います
犬猫の爪を切るタイミング・切り方
爪はどのタイミングで切ったらいいのか
犬だったらカチカチと爪が地面に当たって音を立てるくらいまで伸びてしまったら切りどきです 先ほども書いたように肉球を押して爪を出したとき肉球と爪の切り口が平行になるくらいまで少しずつ切ります
一気に切ってしまうと血管を切ってしまったり爪が割れてしまうこともあるので少しずつ切りましょう
猫の場合は爪を研ぐので爪は鋭くなってきます 爪を出されて人の皮膚に傷がつくなら切ったほうがいいでしょう
猫の爪は先がフックみたいに曲がっていることが多いのでそこまでなら切って大丈夫です それにだいたいの子は白い爪をしているので血管もわかりやすいでしょう
嫌がって暴れる前にバスバス切ってしまいましょう
おすすめの爪切りはギロチンタイプです
⬆️こんな感じのやつ そんなに力を入れずに切れます
ただ巻き爪になりギロチンタイプでは切れない場合があるのでその場合は
こっちのハサミみたいなタイプを使ってもいいでしょう
犬の場合よく狼爪を切り忘れて巻き爪にしてしまうことあります 狼爪とは人間でいう親指の爪のことでここだけは地面につかないので散歩などで削れてくれなく伸びっぱなしになります
巻き爪を放置すると巻きすぎて肉球に刺さることがあるので忘れずに切ってあげましょう
犬猫が暴れてしまって切れない
犬も猫も爪切りは苦手な子が非常に多いです 特に前足の方は切られる振動がもろに伝わるらしく嫌がります
犬な場合は何か高めの台の上に乗せて切ると怖いのか固まってしまう子が多く切りやすくなります
猫の場合は寝込みを襲って少しずつ切ることになるでしょう
2人以上人がいる場合は1人に抑えてもらってもう1人が切ってもいいでしょう その場合嫌がりすぎて噛まれることがあるので気をつけましょう
もし血管を切ってしまったら?
切るときに暴れてしまうと誤って血管まで切ってしまうことがあります
切りすぎは誰だってやります 獣医さんだって切りすぎて血を出してしまうなんてしょっちゅうやります
ただ切った後の出血が結構多いのでそこで驚いてトラウマになる人多いと思います
なので切るときの準備としては止血剤を事前に準備しておくといいでしょう
動物病院などではクイックストップという止血剤が常備してありますがお家だとそうもいかないと思います
そういう場合代用品として片栗粉が使えます
爪を切るときに少量出しておき、もし血が出てしまった場合は慌てずにそこに片栗粉をつけてください 血と片栗粉が固まってかさぶたみたいな役割をします
血さえ止まってしまえば爪は大丈夫なので安心してください
最後に
爪切りは苦手な子が多いです 爪切りさせてくれる子にするにはもう小さい頃から爪切りに触れさせてこれは危なくないと教え込まなくてはなりません
もしこの頃に爪切りに失敗してトラウマにさせてしまったら二度と切らせてくれない子もいるので慎重に行きたいところです
もしどうしても切れないなら爪切りなどなら動物病院でもやってくれるはずなので検診がてら言って切ってもらってもいいでしょう
爪切り断る病院はまともじゃないと思うのでおすすめしませんよ
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました
下のリンクにその他の手入れのリンクをまとめてますのでよろしければ見てみてください
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