犬・猫のお尻歩きの原因はこれかも 肛門腺とは?処理やり方

犬猫の知識

肛門腺、犬や猫を飼育しているならその存在を知らない人はいないと信じたい

が、実際には知らない人もいるらしい人間にはないもの

知らないが故に何も処置をしたりしなかったりするのだが、それは間違っている

中身が順調に出る子や定期的にいくトリミングなどで出してもらえている子はいいでしょう

しかし、中身が溜まりやすい子や滅多にトリミングや病院に行かない子は中身が溜まってしまうことが…

そして溜まるとどうなるか……肛門腺はいわゆる匂い袋で貯めるのにも限界があります

もし溜まったままほっとけば貯めきれなかった分は暴発するでしょう

ちゃんともともと空いてる穴から出てくれたなら運がいい

が、大抵は新たに穴を作ってそこから出てくる

そう、お尻に穴が開く状態になる

ひどいよね

人間にはないから破裂した時の気持ちはわからない

サインを出していることがある

それは、お尻を気にしている仕草や、お尻を地面にすること

おしり歩きともいう

これを見逃されていたら目も当てられない

破裂してから気がつくとか…飼い主失格

とは、言わないけど

かわいそうだよね

とまあ前置きはここまでにして

今回はお尻歩きの原因にもなる肛門腺についてもう少し詳しく書いていこうと思います

知らなかった人は要チェックだよ

肛門腺ってなに?

肛門腺とは犬猫のお尻の穴を正面にみて時計の4時と8時の方向にある犬猫たちが匂いを分泌するための袋…いわゆる匂い袋のことです

肛門腺の中身が溜まってくるとお尻に違和感が出てきて地面にお尻をズリズリするおしり歩きをする子がいます。

中身は大体液体

普通はこれ、便と一緒に排出されるものなのですがその子の肛門腺のつき方や液体の形状によってうまく排出されないことがあり定期的に絞らないといけない場合があります

総じてこれを肛門腺絞り、あるいはお尻絞りと言います

肛門腺は犬も猫もどっちもあります

あ、人間にはありません

肛門腺の絞るタイミングは?

溜まってくると違和感からかお尻を引きずったり(通称:お尻歩き)しきりに舐めて気にし始めます

大体の子はこの行動をとるかなと思うのでこのタイミングで絞ってあげましょう

ただ何もリアクションがない子もいます 

溜まってないだけの時もありますが定期的に確認をしてあげましょう

たまり具合はその子その子によって違います

一回絞れば1ヶ月から2ヶ月は絞らなくていい子や2週間に一回は絞らないと破裂してしまう子

出が良くて一生涯肛門腺絞りに縁がない子様々です

定期的に美容院や病院に行くことがあると思うのでその時に肛門腺を絞ってもらい肛門腺の袋がどういうつき方をしているのか、絞りやすいのか絞りにくいのか、中の分泌物の形状がどんななのかを確認してその子の状態を把握すること

自分で絞れるなら自分でやってもいいし難しければ専門の人にやってもらうのがいいでしょう

おすすめは病院です

なぜなら、頼めば絶対やってくれるはずだから、トリミングの時だと一時的に預かることがほとんどで

肛門腺絞りはみんな嫌がるから噛まれそうになった場合、最終的にやってくれない可能性があるから

病院なら先生1人と看護師さんが保定に入るはずなのでがっちりおさえた状態で絞るので手早く絞ることができます

もちろんトリミングに行った時にしっかり絞ってもらえるのならそれで全然構いません

肛門腺はどうやって絞るのか?

先ほども書いたように肛門腺はお尻の穴を正面にみて時計の4時と8時の方向にあります

分泌物がたまって入れば触ってみればぷっくりしてるのがわかるので一般的にはそこを指で下から押し上げてあげるとお尻の穴のところにある肛門腺の穴から出てくるはずです

ですが、稀に触っても何も触れないのに実は溜まってたなんて子もいます

ただこれが結構難しく、自分は上記のやり方ではとてもやりにくくいつも穴の両サイドをつまんで引っ張るような感じで絞ってました

絞るときはティッシュを忘れないようにしてください うっかり手についたりすると匂いがしばらく取れません そしてかなり臭いです

できるならリビングなどは避けすぐに換気ができるところかお風呂場でやるのがおすすめです

おすすめはお風呂場です うっかり変なとこところについた場合でもすぐに洗い流せます

絞るときはシャンプーするときと決めておいてもいいでしょう

猫ちゃんは滅多にシャンプーしないと思うのでやる時は薄いゴム手袋とティッシュ、あとお尻を拭いてあげる用のウェットティシュがあると良いでしょう

肛門腺が溜まったまま放置するとどうなるのか?

肛門線が溜まったまま放置すると肛門嚢が炎症を起こし、最悪破裂をしてしまいます

炎症を起こした状態を肛門嚢炎(こうもんのうえん)、破裂することを肛門腺破裂(こうもんせんはれつ)と言います

どこが破れるのかというとお尻の穴の横の皮膚…ぽっかりと穴が空いてしまいます

見た目から何からかなり痛々しい感じになり炎症や破れ方にもよりますが治るのにも時間がかかります

とりあえず状態が落ち着くまで毎日消毒通院が必要です 

この間穴は開きっぱなしになります 

もし閉じてしまうと中に膿みなどが溜まってしまいよくないです 

傷口が落ち着くまでは開けたままになります

その間日常生活はどうしたらいいのか…いつも通り送ってもらって構いません ただしお外に行くのは控える、もしくはやめてください

そして治るまでの間は炎症やさらなる感染を防ぐために抗炎症剤や抗生物質の内服を毎日飲むことになります

血液などがいたるところに付くからとオムツをさせようとする人もいるかもしれませんが、中が蒸れたりしてしまいますと傷によくないのでなるべくしないようにしておきましょう

傷が落ち着いてきてもう膿とかも出ない状態になったらこのタイミングで縫います(ただし大きさによっては縫わないで治ることもあります)

そして毎日通院から一日置き、三日おきと感覚を開けていき最終的に完治という形になります(ここまで大体三週間から1ヶ月くらい)

ただこの肛門腺破裂、一度かかると再発を繰り返しやすくやっと治ったと思ったら一週間でまた破裂したと来院する子が多いです

なりやすい子にはある特徴があります

肛門腺が破裂しやすい子の特徴とは?

まず一つは肛門腺の液体の形状です

・サラサラとした液状

このタイプの子はかなり出やすい、または出しやすいタイプです

・ドロドロの泥タイプ

このタイプはサラサラタイプよりは出にくくなります 自然排出はされにくいです

・つぶつぶの砂タイプ

出にくい、詰まりやすいNO.1です 粒タイプゆえに自然排出されにくいです また人の手で出すのも一苦労します

この他に上記のいずれかが混ざった混合タイプの子もいます

そしてもう一つは肛門腺が溜まるのが早いことです

これに関してはちゃんと自然排出できてる子ならさほど気にすることではありませんがされにくい子が溜まりやすいとそれだけ破裂のリスクが高まります

特に小型犬は自然排出されにくく良く溜まっているので定期的な肛門腺絞りが必要になり特に形状が粒タイプでたまりやすいとなると二週間に一回は絞らないといけない子もざらにいます

大型犬や猫は大体は自然に出ますがそれでも時たま出すのが苦手な子がいます

あとは、年をとってくると急に肛門腺の形状が変わったり出にくくなったりするので注意が必要です

最後に

肛門腺絞りはやられるのが苦手な子が非常に多いです(いきなりお尻の穴をつままれるので)なので年をとってからいきなりやるようになっても嫌がってそれどころではなくなるかもしれません

なるべくなら小さい頃から慣れさせておくのがいいでしょう(それでも苦手になる子が多いですが)

人間側にも少し技術がいるのでどうしてもできないならプロの手を借りるのも一つの手です

今回は以上です 最後まで読んでいただきありがとうございました

下のリンクに他の手入れについての記事のリンクをまとめてありますのでよければ見てください

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