こんにちは、アカヒナです。
あなたは、飼っているワンちゃんが留守番中に人間の食べ物を漁っていた、落としてしまったものをまんまと食べられた・・・などの経験はありませんか?
人間の食べ物の中にはワンちゃんにとって害にしかならないものそれこそ命まで危険に晒しかねないものがたくさんあります。
今回はそんなワンちゃん達にとって危険な食べ物としてすごく有名な
- ネギ類
- チョコレート
- ぶどう
を食べてしまったときどんな症状が出るのかを紹介したいと思います。
もしこれらを食べてしまった場合はなるべく食べた量を把握してすぐに病院に行ってください
電話してから行くとスムーズにことが進むはずです
もし素人目で様子見なんてしたら食べてしまったその子は死にます
上からは嘔吐もしくは吐血、下からは下痢もしくは下血、痙攣に貧血、などなどありとあらゆる症状が襲ってくるでしょう
かなり苦しい死に方をします
飼い主には何もすることはできません
苦しんでる我が子を最期まで見つめるだけです
自分が苦しんでるのに何もしてくれない飼い主をその子は恨むでしょう
もしどうすればいいか分からなければ病院に連絡とるなりいくなりしてください
犬は食べてはいけない食べ物① 玉ねぎなどのネギ類

まずはこれ、ネギ類です。犬飼ってなくても知ってる人は多いのではないでしょうか。
ネギ類には「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれており、これは犬の赤血球を破壊してしまうとても危険な成分です。
注意点として火を通していてもこの毒性は消えません。
茹でるとその汁にも成分が溶け出すので間違っても、玉ねぎやネギを一緒に茹でたささみやその煮汁などを与えないでください
最悪亡くなってしまいます。
ネギ類の中毒の症状としては
- 元気が無くなる
- 血尿
- 嘔吐や下痢
- 黄疸
- 貧血 など
しかし食べてすぐには症状として現れません。
早くて1日、通常で3日くらいかかります。
なので食べたことに気づけないとその症状が玉ねぎが原因だとわからないこともあります。
摂取量としては体重1kgあたり15gとされていますが個体差があるためこれより少なくても症状がでる子もいます。
食べてしまった時の対処としては、食べて時間が経っていなければ吐かせることが一番有効です。
時間が経っている場合何かしらの症状が出てからその症状に対しての対症療法になります。
解毒方法はないのでその場合は投薬などで様子を見ることになるので自己判断するのではなくかかりつけさんに相談しましょう。
場合によっては症状が落ち着くまで入院させなければいけなくなります。
犬は食べてはいけない食べ物② チョコレートなどカカオ類

これもかなり有名ですね。
これはカカオに含まれる「テオブロミン」という成分が有害で、過剰摂取することで中毒症状が出ます。
この「テオブロミン」はカフェインに似た成分でカフェインよりは弱いですが興奮作用があります。
だったらコーヒーの方が危ないんじゃね?と思われるかと思いますが・・・まあぶっちゃけそうなんですけど犬が誤食するのはコーヒーよりチョコの方が多い気がするのでこっちで行きます。
チョコレート類の中毒の症状としては
- 興奮
- 下痢・嘔吐
- 血圧上昇
- 痙攣
- 尿失禁
- 昏睡 など
だいたい6時間から12時間ぐらいで症状が出始め、摂取したチョコレートの量やカカオの含有量、その子の体格や体質にもよりますがこれも最悪亡くなってしまいます。
もし、食べてしまった場合これも吐かせることが一番です。
犬は人と違ってテオブロミンの代謝・排泄に時間がかかるため24時間は中毒が出る危険性があります。
吐かせても少しでも体に吸収されてたら症状が出る可能性があるのでよく様子を見ててあげましょう
コレも解毒方法はないので症状が出てしまった場合は対処療法になります。
もし様子が見れない目を離す時間がある場合は病院に預けて安全域になるまで見てもらいましょう
犬は食べてはいけない食べ物③ ぶどう・レーズン

ぶどうやレーズンが有害だとわかったのは最近のことでまだどの成分が有害なのかは分かっていない。
ぶどうの出る症状としては
- 元気・食欲がなくなる
- 嘔吐・下痢
- 脱水症状
- 多飲多尿 など
腎臓にダメージを受けるので腎不全になり最悪亡くなります。
もし食べてしまったら、これも吐かせるのが一番なので病院に行きましょう。
ぶどうやレーズンは摂取後から2〜3時間で症状が出るケースが多いのでなるべく早く吐かせて中毒を防ぎましょう。
もし腎臓にダメージが残った場合完全な回復は不可能です。少なくとも元通りにはなりません。
対症療法や投薬などで通院して様子を見ることになります。
最後に
この3つはものすごく代表的で知らない人はいないとは思いますが、もし食べてしまったときにこれくらいならいいでしょうと素人判断で様子見て残念な結果になってしまった子もいるので注意喚起みたいな感じで書かせていただきました
まだまだ食べてはいけない食べ物はたくさんあります。
もし食べてしまったならまず獣医さんに相談してください。
ものによっては症状があとから出てくるものが多いので決して自己判断で様子見などをしないように!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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